top of page

Cozinha Brasil

2015.12.20(sun) 14:00-17:00 ※定員約10名:応募者多数の場合、早期終了・ 先着順となります

ブラジルテイスト満載!クリスマスディナーをつくろう

Strogonoff de Frango  ×  Bolo de Pudim

"フェリース・ナタウ!"  (ポルトガル語でメリークリスマス!)

2015年最後のワークショップは、毎年マンネリ化してしまうクリスマスディナーにちょっとブラジルのエッセンスを加えよう!ということで、ブラジル風チキンストロガノフと、コンデンスミルクで作る濃厚ブラジルプリンケーキをつくりましょう。

南半球にあるブラジルでは夏真っ盛りの時期にクリスマスを迎えます。リオ・デ・ジャネイロのレブロン地区に現れるビールっ腹のサンタクロース(写真参照)も、世界中の子供たちにファンタジーを届ける役目を忘れて、道行くギャルにヒューッと口笛を鳴らしているほど無防備です。

ブラジルでは日常的な家庭料理のストロガノフですが、クリスマスにぴったりの華やかさとスペシャル感があります。プリンケーキはエンゼル型の形状から、クリスマスリースのようにデコレーションしてみましょう。

参加について

 

参加費¥2500(1drink) 完全予約制

・持ち物: エプロン、筆記用具、手拭用ハンドタオル

・調理中、髪の長い方は髪の毛を束ねるようお願いします。

・スムーズに授業を進行できるよう、5分前には着席をお願い

 します。

・お支払いはお釣りのないようお願いします。

・料理教室という性質上、参加申し込み後のキャンセルは

 不可とさせていただきます。

 スケジュール等を十分にご確認の上、お申し込みください。

 

menu

ブラジル風チキンのストロガノフ

Strogonoff de Frango

代表的なロシア料理ビーフストロガノフ。ロシアからの移民とともにブラジルに伝わり 独自に進化し、今ではブラジルで非常にポピュラーな一般家庭料理となっています。

ロシアではデミグラスソースを使いますが、ブラジルでは生クリームとトマトソースで仕上げます。具材は、エビのストロガノフ、ビースフトロガノフと色々な種類のストロガノフがありますが、今回は子供から大人まで楽しめる鶏肉とフレッシュマッシュルームを使用しコクと旨みたっぷりの一皿「チキンのストロガノフ」を作ります。
付合せに細かい短冊状のポテトフライ(batat palha)を添え食感を楽しみ、オニオンたっぷりのブラジルライスと共にいただきます。

ブラジルプリンケーキ(中津さんのブラジルプヂン)

Bolo de Pudim

ブラジルプリンの特徴は、コンデンスミルクで作ること、テクスチャーは固め、味わいはしっかり濃厚。

ブラジルの家庭では大きなエンゼル型のセルクルに、このプリンケーキを、どかんと1ホールつくり、家族みんなで仲良く切り分けて食べます。プリンはママが作るおやつの定番メニューで、ブラジル人が大好きなスイーツのひとつです。濃厚なプリン生地+ほろにがカラメル+ココア風味のスポンジケーキが究極のバランス。
セルクルからプリンをお皿へひっくり返し、カラメルがじんわりココアスポンジに沁み込んだところが最高においしい食べ頃です。今回はクリスマスリースに見立て、デコレーションをしてみましょう。


 

Please reload

ブラジルプヂン研究家 中津さんのブラジルプヂン

http://nakatsu-pudim.wix.com/brasil

そしてなんと今回は日本で唯一の「ブラジルプヂン研究家」中津さんとコラボして、中津さん直伝のレシピでプリンをつくります。

中津さんの出現で、おしゃれスイーツ界に見向きもされなかったブラジルデザートが日の目を見る日が近づいてきており、彼のプラジルプリンはCasa BRUTUS、Oggi、Hanako、OZmagazineなど多くの雑誌に取り上げられ、実際に清澄白河のARiSE Coffee Entangleや東池

袋のKAKULULUなどのカフェで食べることができ、午前中に完売する人気っぷり!都内でも中津さんのブラジルプリンワークショップは告知と同時に定員枠が埋まるKIMOBIGの人気イベントです。今、大注目の「中津さんのブラジルプリン」、静岡で学べるのは最初で最後かもしれませんので、ぜひ早めのご予約をオススメします。

Como é o Natal no Brasil?

 

ブラジルはサマークリスマス! 南半球のブラジル、このシーズンは「初夏」にあたります。初夏というとハイキングでヤッホー的な爽やかなイメージですが、ブラジルは熱帯なので、「暑い」のが「アッツーイ」になってくる頃です。クリスマス料理には七面鳥や子豚の丸焼き、果物とスパイスを一緒に焼いたハム、蒸し鶏や果物の入ったポテトマヨネーズサラダ、ナッツ類やドライフルーツなどがテーブルにあがります。何より欠かせないのがパネトーネというイタリア由来のパンのような焼き菓子。食感はモチモチしっとりで、中にはレーズンやプラム、オレンジピールが入っており、最近はチョコチップ入りも登場!山積みのパネトーネがスーパーに登場すると、「もう年末なんだなぁ」としみじみ眺めてしまうクリスマスの風物詩なのです。

 

ブラジルは、国民の約73%がカトリック信者だといわれ、世界最大のカトリック信徒人口を抱える国でもあります。クリスマスはイエス・キリストがこの世に生まれたことをお祝いする日のため、当然ブラジル人にとっては、一年で一番待ち望んでいる祭日になります。移民の国であり、家族を大事にする国民性から、この最も重要な日に家族や親せきが遠方からも集まり、クリスマス料理やプレゼントを囲みパーティを行うのが一般的な過ごし方。12月25日は国民の祝日なので、スーパーなど買い物をする場所や学校・職場も全てが休業となり、日本の元旦のように家族でクリスマスを静かに祝います。ちなみに、年越しは友達や恋人と過ごすため、日本とは完全に逆パターンです。日本手はクリスマスは恋人とディナー、お正月は家族で年越しそばをすすりながら「ゆく年くる年」でゴーン!ですよね。

 

もう1つどうしても気になるのはサンタクロースの衣装。文頭で紹介したリオ・デ・ジャネイロのサンタクロース、あいつは例外なんです!実はブラジルのサンタクロースもイメージに基づき、しっかり長い白ひげを生やし、ポンポンがついた赤い帽子をかぶり、ポワポワのツーピースを着込みその上にベルトを締め、ブーツを履き、そう、フル装備。灼熱の砂の上を、ヤシの木陰に隠れながら子供に笑顔を振りまきます。ブラジルのサンタクロースは常に汗だくなのです。

余談ですが、毎年7月デンマークのコペンハーゲンで世界サンタクロース会議が開かれていますが、公認サンタクロース(グリーンランド国際サンタクロース協会が認定)は、自宅からサンタクロースの衣裳で参加することが義務づけられているそうです。7月に季節外れのサンタクロースに出会ってみたいものですが、ビーチに現れるブラジルのサンタクロースも私たち日本人にとっては「季節外れ感満載」ですし、ブラジルの子供たちにとっても「ホワイトクリスマス」なんておとぎ話のような光景なのかもしれません。

 

 

bottom of page